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11月 15 小シビ

マグロには「シビ」という別名があり、マグロの子どもを「小シビ」と呼びます。
実は古事記や万葉集にもマグロは「しび」と記述されているそうで、「しび」の方が呼ばれ方としては歴史があるんですね。
最近、富山湾ではこの小シビの水揚げが増えてきました。

富山県魚津産の定置網漁で水揚げされた小シビです。全長が３０ｃｍほどです。
三枚下ろしにすると、こんな感じです

身の色は少し薄めで、くすんだピンク色という感じでしょうか。
この小シビを刺身にしました。

小さな魚なので脂はそれほどありませんが、何と言っても朝獲れの小シビなので生臭みは全くなく、身がモチモチしてます。このモチモチ感は他の魚ではなかなか味わえないですね。
腹の部分には少し脂もあり、甘みも感じます。
値段は多少高めですが、機会があれば是非味わっていただきたいですね。