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ウナギの大量消費を考える。

(画像はイメージです)

先日7月21日は土用の丑の日でした。

おかげさまで用意したウナギは午前中に完売となりました。ありがとうございました!

毎年、多くのお客様に自家製のウナギを買っていただいているのですが、よく考えるとウナギのことをよく分かってないな〜と思い、少し調べてみました。

水産庁のWEBに「ウナギに関する情報」というページがあり、ウナギの流通の現状が公開されています。 https://www.jfa.maff.go.jp/j/saibai/unagi.html

その中に、絶滅危惧種になっているウナギが表示されています。

日本で消費されているウナギの大部分を占めているニホンウナギは、「近い将来における野生
での絶滅の危険性が高い種」とされています。

(ちなみに、今回初めて知りましたが、ウナギ属の魚は19種もあるそうです。余談ですが)

ニホンウナギの消費の大部分を日本が占めていることを考えると、江戸時代から始まったとされる土用の丑の日の風習が大きく関係しているのは間違いなさそうです。

魚介類の売り上げが落ちる夏場の主力商品として、ウナギは非常に非常にありがたい存在ではあるのですが、完全養殖の技術が確立されていない現状では、流通を減らすなどの対策が必要なのではないかな、、、と考えます。

我々のようなウナギを扱う小売業も、ウナギの代わりに夏場に販売できる商品を考え出さなくてはいけないのではないか、と思います。(かなり難しい課題ですが)

今後、夏場に提供できる商品をつくり出せるよう、頑張りたいと思います。

 

 

 

 



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